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意見公募中プロジェクト
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プロジェクト詳細
ステータス
意見公募中
プロジェクト管理番号
JBC00000380
プロジェクト名
利尻富士町のリシリコンブを活用したBC事業~日本のだし文化を守る取り組み~
代表申請者 団体名
利尻富士町
共同申請者 団体名
利尻漁業協同組合
プロジェクト区分
人工基盤
吸収源の新たな創出
吸収源の回復、維持、劣化抑制
水産養殖を含む
プロジェクト情報
当プロジェクトは、リシリコンブの生産地自らが、リシリコンブを安定生産することにより、日本の和食(だし)文化に必要不可欠な昆布を守る責務を担うとともに、リシリコンブ養殖におけるブルーカーボン生態系によるCO2吸収源の維持・拡大を目的とした、気候変動緩和策に取り組むためのプロジェクトである。 ○プロジェクトの背景 利尻島沿岸域は、日本食に欠かせない昆布(リシリコンブ)の主産地として天然昆布漁業及び養殖昆布漁業によりリシリコンブを生産している。 しかし、近年磯焼けが確認されており、平成29年には天然昆布が大減産(過去5年の平均水揚げ85t/年に対し平成29年16t)となったことを契機に、このまま何の取り組みもしなければ、地球温暖化による海水温の上昇により、将来的に日本でコンブが採れなくなるのではという強い危機感を抱くとともに、昆布藻場は、利尻島の漁場の多面的機能として、ウニ類等の生息には必要不可欠な環境であることから、気候変動緩和策の重要性を認識することとなった。 そうしたことから、平成30年以降、利尻富士町と利尻漁協、利尻漁協昆布養殖部会、利尻富士町教育委員会では、CO2吸収源となるリシリコンブの生産のほか、生産量の維持・拡大につながる付加価値向上・消費拡大のための取組みや、藻場造成による多面的機能の向上など環境への貢献も意識し取組みを進めてきた。 ○活動内容 ①リシリコンブ養殖は昭和40年代から行われており、水揚げまでに2年を要する。1年目は母藻を確保し採苗を行い種コンブの養成を開始。次年の冬季に養成した種コンブを陸揚げ、選定の上、成コンブ養成用ロープに巻き付けを行い本養成を開始。ロープ等に付着する雑海藻を除去し、水深調整を行いながら成コンブの実入りを管理し、6~7月頃にかけて水揚げを行う。 また、利尻富士町、利尻漁協では鴛泊港の静穏水面を活用し令和3年3月からウニの籠養殖試験を開始。餌料不足が課題となっており、令和4年11月に同水面において餌料用の促成昆布も養殖している。現在は促成昆布を1年目で刈り取りを行っているが、今後は冬季の餌料不足に対応するため、養殖量の増加と通常の2年生のコンブのサイクルとして確立できないか検討を進めている。 ②利尻漁協では磯焼け海域において、海面に浮かべた丸太からチェーンを垂下させ、自然の波浪の力でチェーンが海底を擦ることで石灰藻を剥離し、着底面に胞子を付着させることでコンブ藻場を回復させる取組を平成30年度より実施。 ③利尻富士町及び鴛泊昆布養殖部会では、和食に欠かせない「昆布」の魅力・素晴らしさを全国に広め、漁業者と消費者を直接結び付けることで、利尻昆布ファンの増加と消費の拡大・付加価値向上を図る「昆布オーナー事業」の取組を令和4年度から実施。具体的にはコンブ養成綱1mを1株としてオーナーを全国に募集し、オーナーには昆布の生育状況等を伝えるオーナーニュースの発行、昆布漁業体験の実施、収穫した昆布を発送(1株:昆布15本)する取組を行っている。 ④利尻富士町教育委員会、利尻漁協、昆布養殖部会では次世代を担う小中学生に昆布の大切さを伝えるため、ふるさと教育の一環として養殖昆布の昆布集め体験や出前授業を10年以上前から継続して実施。その際は、直接漁業者から昆布の取り方や魚介類の生息にとっての大切さ、地球温暖化による海水温上昇の沿岸環境変化、悪影響などを学んでいる。
プロジェクト実施開始日 (プロジェクトを始めた日付)
2018年4月~現在
プロジェクト実施場所
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