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意見公募中プロジェクト
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プロジェクト詳細
ステータス
意見公募中
プロジェクト管理番号
JBC00000349
プロジェクト名
長崎県実りの島壱岐イスズミハンターいきいきプロジェクト
代表申請者 団体名
壱岐市磯焼け対策協議会
プロジェクト区分
自然基盤
吸収源の新たな創出
吸収源の回復、維持、劣化抑制
プロジェクト情報
本プロジェクトの対象となる藻場は、壱岐島南西(壱岐市郷ノ浦町)の沿岸部、島しょ部(大島、長島、原島、机島、平島)周辺に位置しており、以前は壱岐の磯根資源であるアワビ・サザエの餌となる藻場が形成されていた。 近年の気候変動等の影響に伴う水温上昇により、植食性魚類(イスズミ等)の摂食活動が長期化及び活性化し、食害による磯焼けが拡大した。その結果、アワビ・サザエ等の生育不良や資源量の減少により、水産業に大きな影響を及ぼしている。平成25年と平成28年夏には30℃を超す高水温が長期間観測され、これにより海藻が弱体化、その後の台風による大時化が原因で大量流失に繋がり、藻場の衰退・消失が急速に進んだ。 このため、令和元年度、壱岐市では「磯根資源回復促進事業」を創設し、藻場の保全や機能の回復を図るため、漁業活動中に定置網に入網したイスズミを捕獲した漁業者に対して補助金を出し、積極的な漁獲を促している。 更に、令和2年度、「壱岐市磯焼け対策推進計画」に基づき「壱岐市磯焼け対策協議会」を設立し、イスズミ駆除による藻場の保全や機能の回復に取り組んでいる。 その他、壱岐市では、「離島漁業再生支援交付金事業」や「水産多面的機能発揮対策事業」において、壱岐島の他地区における気候変動対策としてイスズミ駆除や海藻の種子・種苗の確保等の取り組みも行っている。 以上の取り組みにより、本プロジェクトの対象海域(郷ノ浦地区)では、藻場(ヨレモク等)の回復が確認されている。
プロジェクト実施開始日 (プロジェクトを始めた日付)
2019年4月~現在
プロジェクト実施場所
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