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意見公募中プロジェクト
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プロジェクト詳細
ステータス
意見公募中
プロジェクト管理番号
JBC00000341
プロジェクト名
釧路東部地区天然コンブ漁場再生活動によるCO2吸収源増
代表申請者 団体名
釧路市東部漁業協同組合
共同申請者 団体名
釧石工業株式会社
共同申請者 団体名
株式会社JBP
プロジェクト区分
自然基盤
吸収源の回復、維持、劣化抑制
プロジェクト情報
北海道道東地区は、ナガコンブなど優良コンブの生産地として知られ、天然コンブ漁が盛んなところである。その天然コンブ漁において、従来は流氷の接岸がコンブ資源の維持に重要な役割を果たしてきた。それは、流氷が海底の岩盤を削り、雑海藻の駆除をおこなってきた天然の磯掃除の役割を果たしてきた。 しかしながら、近年の地球温暖化の影響による海水温上昇等により、流氷の接岸がなくなってきていること、また、地元漁協の労働力減少等により天然コンブ漁場には大量の雑海藻が繁茂し、コンブの生産性が著しく低下してきていた。 そこで、従来の流氷の接岸が果たしてきていた役割を人工的に作り上げてきたのが、1991年から実施されてきた 「雑海藻駆除」と呼ばれる天然コンブ漁場で行われている活動である。これにより、より大きく、より多くの天然コンブの養生を図ることにより、天然コンブの漁獲量を増やし、それに伴いCO2の吸収量も増やしてきている。 この雑海藻駆除の面積は、国等の支援も含め段々厳しくなってきているため、費用の面から徐々に減少してきている。また、コンブ漁を生業とする漁協の組合員は年々減少してきており、行政、組合員が費用負担をしているため、組合員数が減少する中費用負担も大きくなってきている。また、この様な状況が続くと自ずとCo2吸収源である昆布の養生も減少していく。 したがって、このクレジットが認証されることで、吸収源の減少を食い止めると同時に、逆に拡大へ持って行きたいと強く願っている。そして、このクレジットを活用して、今後とも天然コンブ漁が継続・拡大され、かつ組合員の費用負担の軽減を図れればと考えている。 雑海藻駆除の面積を再び拡大せることにより、CO2吸収量を増やし、地球温暖化の緩和に寄与したと考えられることから申請を行う。 「漁獲対象年前の禁漁年のコンブを申請対象としている。雑海藻駆除を行ったところの1年目は全く何も手を加えません。」 【プロジェクト実施者の役割】 釧路市東部漁業協同組合:資源量調査、維持管理 釧石工業株式会社:雑海藻駆除実施、資源量調査 株式会社JBP:資源量調査
プロジェクト実施開始日 (プロジェクトを始めた日付)
1991年11月 ~ 現在
プロジェクト実施場所
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