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プロジェクト詳細
ステータス
意見公募中
プロジェクト管理番号
JBC00000228
プロジェクト名
みんなでつくる佐世保九十九島の藻場造成
代表申請者 団体名
佐世保市
共同申請者 団体名
九十九島漁業協同組合
プロジェクト区分
吸収源の新たな創出
吸収源の回復、維持、劣化抑制
プロジェクト情報
九州の北西、長崎県の北部に位置する佐世保市は、208個からなる九十九島を有し、その島々からなる豊富な栄養等、資源豊かな海域において、水産業が盛んに行われています。 その漁業の礎となる「藻場」が近年減少傾向にあることから、佐世保市ではその生態系サービス(水質浄化、食料生産、生物多様性保全等)の重要性に再注目し、関係漁協を始め、地元漁業者および近隣小学校と協力して藻場を保全するための活動に取り組んでいます。 特に北九十九島海域においては、この取組が20年以上前から行われており、市内の他漁協から、アマモ種の提供をいただき、近隣小学生に藻場の大切さ・活動を行う理由等を漁協青年部等の講義により理解してもらう取組を行っています。また、講義後にはアマモ種を紙粘土に付着させたものを作成してもらい船上から播種してもらう取組を実施。その他にも藻場を保全するための取組で、市の水産センターにおいて、流れ藻等を活用して、ブロック上に海藻種苗を育成後、食害生物による影響が及びにくいウニフェンスや魚ドームの中に設置することで、より成長が促進されるといった取組を行っています。 また、更なる海藻の多様性のために、近隣の漁協から異なるホンダワラ類の母藻を提供いただき、スポアバッグ法による繁茂に努めるなど、地球温暖化による環境変化に適応できる藻場の保全を目指しながら、活動を続けております。 〇取組の具体的な内容 当該地区では、5~6月頃に藻場のモニタリングを実施し、同時に藻場を保護するためのウニフェンスの設置やウニ駆除を実施。また、同市内にある他漁協からアマモの流れ藻を採取し、種取用に市の水産センター水槽へ収容を行っています。 10月~11月頃にアキヨレモクの母藻設置や流れ藻から得られたアマモの種を使用して地元の小学校と一緒に紙粘土を用いた種子散布を行っていま す。 このような活動を行うことによって、年により生育の差はあるものの、活動範囲の藻場の維持および拡大がみられており、二酸化炭素吸収源の回復や拡大が期待されると考えています。
プロジェクト実施開始日 (プロジェクトを始めた日付)
平成15年3月25日~現在
プロジェクト実施場所
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